2020年5月3日日曜日

マンガレバ島:トアペレ石の小さな物語

仏領ポリネシアは、南太平洋に位置し5つの諸島があり118の島々からなり広さはヨーロッパほどのエリアの海域にあります。

今回は、ガンビア諸島にあるマンガレバ島の歴史についてご紹介致します。

ガンビア人は住民にとって計り知れない価値のある石を持っています。マプテオア王のダブルカヌーのアンカーとなる石です。巫女トアペレが花瓶に見つけたアンカー。







マプテオア王の錨はリキテアの村にあります。この160キログラムの石は、王からの挑戦を受けて、司祭のトアペレによって泥から取り出されました。トゥアペレは、マンガレバに新しい神の到着を予測した人物です。それまで知っていたすべてを変える神。



トアペレが真実を語っていたかどうかを知るために、マプテオア王は彼に言った:あなたの神はすべてを知っているので、私のアンカーはどこにあるのか教えてください。当時、この王の錨はリキテアの泥に埋葬されていました。トアペレは王に手掛かりを与えて、彼が自分のアンカーを見つけられるようにしました。



この石は、マンガレバ島やリキテアの村を出たことはありません。しかし2013年には、カトリックの宣教師の到着を祝って、トアペレの石がリキテアからボートで25分、アカマル島に慎重に運ばれました。



トゥアペレの石は、マンガレバ島の人々の歴史の一部であり、群島の白塗りの教会や大聖堂も多数あります。この石は、リキテアの市庁舎の庭園にあります。

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